【広島】プロ初登板初勝利・常広羽也斗の分岐点は青学大3年春「あの出来事があったから、広島広羽伸びてこられた」スポーツ報知 ◆JERAセ・リーグ 広島10―2DeNA(15日・マツダスタジアム) 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)が
、プロあったかびてこられたプロ初登板初勝利でチームの6連敗を止めた。初登・常春あの出先発したDeNA戦(マツダ)で5回1失点。板初毎回得点圏に走者を背負いながら
、勝利事がら伸最少失点で踏ん張った。也斗しりとり く球団新人では17年の加藤(現矢崎)以来の初登板勝利。の分今季プロ入りした“東都7人衆”では7勝の西武・武内を筆頭に4人目の勝利となった
。岐点は青首位・巨人には残り16試合で4ゲーム差。3年ルーキーの好投で
、広島広羽6年ぶりのリーグ優勝に望みをつないだ 。プロあったかびてこられた なかなか表情を崩さなかった常広はお立ち台を終え、初登・常春あの出ようやく一息ついた
。板初「2軍とは全然違いました。勝利事がら伸体力的也斗 、精神的に。思った以上に疲れました」 。初回に最速153キロを計測するなど全力で腕を振り
、毎回得点圏のピンチを招きながら5回1失点。スポーツ 競馬 ナビ粘りの投球が、11戦連続で3得点以下だった打線に、初回4得点を含む8月12日以来の2ケタ10得点という活気も誘発した 。「ボールが荒れる場面もあったけど、それも含めて自分らしい投球ができた」。球団新人では7年ぶりの初登板勝利。4連敗から1勝を挟んで今季最長6連敗という窮地のチームを救った。 ドラ1が開幕からデビューまで半年を要しながら、シーズン最終盤に連敗ストップの大仕事だ 。常広が一番の分岐点に挙げるのが、青学大3年春 。東都大学野球初という地元・大分での開幕戦で、ベンチ外の屈辱を味わった。「あの出来事があったから
、その後の2年間で伸びてこられた」。好きな言葉は「意地を見せろ」 。初登板で
、その言葉を体現した 。首位・巨人を4ゲーム差で追うチームが今
、一番必要とする戦い方だった 。 母親がファンというバンド「BUMP OF CHICKEN」の曲を登場曲に、マウンドに上がった。一級建築士の父・竜也さん(50)の多忙もあり、両親は車で片道4時間半の日帰りで大分から駆け付けた 。18日の自身の23歳の誕生日
、22日の母・由江さんの50歳の誕生日の最高の前祝いにもなった。 優勝争いの中で「面白いじゃん。馬なりでいっても」とルーキーを抜てきした新井監督は「彼にとって忘れられないデビュー戦になったと思う」と好投をたたえた。正念場の7連戦で、6戦目にしてようやくつかんだ白星。16日は常広と同郷・大分の先輩
、森下が「意地」を見せる。(畑中 祐司) ◆常広の父・竜也さん(マツダで生観戦) ―初登板初勝利です。 「7本(安打を)打たれたけど 、周りの方が守ってくださった 。球数も多かったけど、よく粘って 、いい投球だったと思います」 ―初登板を聞いた時は
。 「デビュー戦だから緊張するだろうなと思いましたけど、いつもと同じ気持ちで投げていたと思う。僕の方が緊張しました」 ―登板前に激励は
。 「いろんな人から連絡が来ていると思うので控えていましたが 、今日は『頑張れよ』ぐらいです」 ―今後どういう選手になってほしいか。 「自分の一番いい球を、自分なりに追い求めていって欲しいなと思います。結果は、後からついてくるのかなと。自分の信じた道を進んで、野球だけじゃなく
、みんなから応援してもらえるような選手になってほしいです」 ◆常広 羽也斗(つねひろ・はやと)2001年9月18日 、大分県生まれ 。22歳
。県立進学校の大分舞鶴では甲子園出場なし。指定校推薦で進学した青学大で東都リーグ通算8勝を挙げる。4年春に優勝した全日本大学選手権でMVPと最優秀投手 。昨年のドラフトで楽天と2球団競合の末、契約金1億円、年俸1600万円プラス出来高(金額は推定)の1位で広島に入団した。180センチ
、77キロ。右投右打。背番号17
。